フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

フランス人から見た日本

フランス人は見た!日本の信じられない光景「大都会 交通編」

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フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

近年日本に来る外国人観光客が急増していますが、フランスに長く住む私としてはその理由がよ~く理解できます。

国外に出ると国内がよく見えると言われますが、国外に住んで初めてわかる日本の良さ。

日本は欧米の先進国レベルから見ても、本当に素晴らしい点が沢山あり、欧米人に「見習いたまえ!」と指図したいほど優れた要素がつまった優秀国なのです。(特に愛国者ではありませんが)

そんな素晴らしい日本に来て、「オーマイガッ」と驚嘆する事象が日常にゴロゴロ転がっており、一度日本を訪れた外国人は例外なく日本好きになる人が多いようです。

フランス人の我が夫も例外ではありませんでした。

今回は、そんなフランス人夫が今まで何度も訪れた日本で実際に体験した、フランス人にとっては「ありえない」「信じられない」と絶賛・驚愕する出来事をご紹介したいと思います。
*文中の画像は全てイメージとして使用しています。

フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

1.巨大都市

フランス人夫は今までに日本の4大都市、東京、大阪、名古屋、福岡などは全て制覇しましたが、そんな大都会でフランス人が驚愕したことの一つが、「電車に乗っても町並み途切れることなく続く都会の風景」。

東京から横浜まで、もっと厳密に言えば千葉から神奈川まで、関西なら大阪から神戸まで、工場、会社、マンション、家などが延々と続き、車窓から途切れることがありません。

フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

 

フランス人夫曰く、「いったいどこまで都会なの!?」

まぁ、土地が狭い分住宅地や商店街が沿岸に密集している、というカラクリではありますが、パリから40kmも離れれば田舎風景が広がるフランスでは信じられない光景だったようです。

とにかく大都市の巨大さに圧倒された夫、パリは東京に比べれば田舎!と断言。

東京にはパリが幾つもあるようなもので、東京駅、渋谷、新宿、池袋、上野などの各地がそれぞれ、既にパリと同規模の町と感じているようです。たしかに・・・・・

【エピソード】

東京での出来事。

そんな車窓から眺めてびっくりしたのが、古いアパートやマンションの構造。

外の通路を通って玄関がある古いアパート・マンションは、米国の「モーテル」などでも見かけますが、フランスでは各戸の玄関は屋内というホテルタイプのアパルトマンが一般的なため、外から人の出入りが丸見え、住人の部屋が簡単に特定できる日本の集合住宅の「セキュリティ」を心配していました。

フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

中には、洗濯機などが玄関口の外に置かれていたりすると、「よく盗まれないね」と感心。

日本にいると当たり前なことも、フランス人には「アンビリーバボー」なのです。

 

2.未来都市

大都市で必ず遭遇するのが道路の複合立体交差建築。
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これも「土地が狭いから」に他ならないのですが、フランス人にとってはまるでSFの世界を見るような「未来都市」を連想させるようで、漫画のような圧巻の光景に毎回あっけにとられます。

その建設技術と工夫と努力にはリスペクト感さえ漂い、山間を切り開いて建設した高速道路、頻繁に見かける鉄橋、次々と現れるトンネルの数には、山が多い日本ならではの苦労に思いを馳せ、そこに費やした並大抵でない労力に畏怖の念を抱いているようです。
フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

スパッとした大地が広がるフランスでは道路を敷けばいいだけのこと。

それでもチンタラダラダラ工事するフランス事情と比較すれば、道路建設に関してだけでも日本人はフランス人の5倍は多く働いていると思います。

【エピソード】

名古屋での出来事。そんな高速道路から出口に一列の渋滞がありました。

どうやら出口付近で工事があり、ドライバー達は1列に順序よく並んで出口に到達できるのを待っているようです。

夫が驚いたのが、みんな割り込みなどせず順序よく1列に並んで順番を待っていること。
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・・・なのですが、フランスなら後ろから次々追い越して前列の方で割り込む「ズル車」が続出です。

秩序を重んじる日本人の礼儀正しさに感服したフランス人夫でした。
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3.驚きの電車事情

大都市の複雑な交通事情は日本国内でも、地方に住む人にとってはお手上げ状態。

いわんや外国人をや、ですが、大都市パリと比べても、国鉄・私鉄・メトロの本数、駅数、電車の数、走行距離は世界に類を見ない巨大さ、複雑怪奇さです。

国際観光都市化に向けて改善されたとはいえ、漢字だけでも圧倒されそうなのに、カジノマシーンのような賑やかな自動切符販売機で、外国人が一人で切符を買うのはかなり難儀することでしょう。
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【エピソード1】
そんな改札でフランス人が驚愕したエピソードがあります。その年は、別のフランス人夫婦と一緒に日本を旅行していました。その日東京のお茶の水駅の改札での出来事。
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フランス人の友人が購入した切符を改札に入れると機械の中で詰まったのか、切符が出て来ず改札を通ることができません。

私はすぐに窓口に行って駅員に伝えると、駅員はすぐに現場に現れ、改札機の重い蓋を開けてその場で詰まった切符を取り出しました。

その間、約2~3分。

フランス人の友人はあっという間のトラブル処理に

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この一連の迅速な対応と処理は「フランスでは絶対あり得ない!」とフランス人を脱帽させました。

ちなみにフランスで同じ問題が生じた場合は、窓口で新しいチケットをくれるのみ。

これでは、同じ改札で同じトラブルが繰り返されても問題放置ということになるわけです。

 

【エピソード2】
改札と言えば、同じフランス人夫婦と東京蒲田駅の朝のラッシュ時での出来事。
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国鉄の改札に向かって次から次へと入ってくる乗客の群れはまるで羊の大群。
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その大群に阻まれて、向こう岸に渡れないフランス人。

一瞬のチャンスを見逃すまいと「ヨーイドン」体制で身構える友人、ほんの5mほどなのですがなかなかチャンスが訪れず、私達がいる場所に渡るのに群れが収まるまで約2分は渡ることができませんでした。

恐るべし、日本のラッシュ時。

ラッシュ時と言えば、乗客が電車入り口にワヤワヤたむろしているイメージがありますが、「日本の乗客は並んで待つ」という、Zenなのかサムライなのか、とにかく「大和魂」に心打たれるようです。
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都会などでは乗客が多いため、駅のホームには後発、後々発の整列ラインがあり、ゆっくり座りたい乗客は後発の乗車ラインに並んで待ちます。

その効率的な区画整理に驚くフランス人。
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曰く、フランス人はラインがあっても絶対並ばないだろう、とのこと。

マニュアル通りに誘導されるのを「カッコワルイ」と感じる国民性だからか、「無秩序が粋」と感じる国民性だからか、日本の「整列体験」に違和感を感じるようです。

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その一方で、あの狭いプラットホームでラッシュ時の大群にもかかわらず事故がないのは、そうした秩序正しい日本の国民性の賜物とリスペクトもしているようです。

 

 

【エピソード3】
電車事情でフランス人夫がことさら感激したのが、各駅にトイレがあること。これは助かります。
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えっ?フランスにも駅にトイレぐらいあるでしょ?

いえいえ、全くございません。パリ4大主要駅でさえ、公衆トイレは1件のみ、なので行列待ち、おまけに有料、さらには汚い、ときています。

日本ではトイレが駅にあるだけで有難いのに、おまけに綺麗。

清掃もキチンとされていてたまにデザイントイレなど見かけると驚きはMaxに。
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高速道路のトイレなどでも見かけますが、駅の公衆トイレにさえこんな親切な案内図↓があったりすると、その至れり尽くせりのサービス精神に、もはや祈りの境地にさえなります。
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日本の電車事情全般で言えば、時間に正確、落書きがない、車内が綺麗、静か、携帯電話で話している人がいない、男性が同じようなスポーツ新聞を読んでいる、車掌が安全確認をこまめにしている、などというのはよくある「驚きのニッポン」なのですが、一方でフランスでは絶対見ないショッキングな車内風景もあります。

それは「酔っ払い」
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勿論、フランスでも酔っぱらったホームレスのおっちゃんが、電車に乗り込んで腐臭をまき散らすことはよくありますが、「サラリーマンの酔っ払い」は見かけることはありません。

というかフランス人は、「夜は家族の待つ家に直帰」「仕事の付き合いは夜はしない」「酔っぱらう時刻になるまで残業しない」というお気楽労働事情もあるのですが、、、。

 

【エピソード4】
フランス人夫と夜遅く、横浜から東京に戻る東横線での出来事。ほぼ終電だったので車内にはほとんど乗客はなく座席にも余裕で座れます。なのに、座らないでつり革に捕まって完全にグロッキーなネクタイ姿のサラリーマンがいました。
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夫が面白そうに観察していると、電車の揺れの度にサラリーマンの細身の体がのけぞります。が、つり革から手は離れず、時々つり革を軸に前後に体を揺らしつつも、終点まで決してコケることはありませんでした。
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毎晩の「仕事の付き合い」「接待」などで日々酒の洗礼を受け続け、熟練技が身に着いたこの酔っ払いリーマンの異常なまでの不倒テクに、
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と、えも言わぬ感動を覚えた夫でした。

 

【エピソード5】

駅がらみのエピソードですが、郊外の某駅での出来事。

その駅に自転車を駐車して(勿論鍵もかけ)電車に乗り、夜遅く23時過ぎに帰宅した時のこと。

駅周辺は静かで、駐輪場には自転車が沢山あるものの人影はほとんどありませんでした。

そこでフランス人夫が見た光景は信じがたいものでした。それは、、、、

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自転車が盗まれずにそのままの形で残っていたこと。

まるで、あり得ない奇跡が起こったかのような感動に包まれていました。

フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編

、、、、なのですが、これがフランスではとーぜんではないのですよ。

パリの町中に2重ロックして15分駐車しただけで自転車を盗まれた経験もあり、自転車本体だけでなく、自転車のサドルなどの部品が盗まれるのは常で(ベルだけ盗まれた経験もあり)、1日中駐輪して自転車が無事というのは、道路に1万円落としても盗まれない、ぐらいの奇跡的な偶然でしかないのです。

フランス人は見た!日本の信じられない光景 大都会交通編
↑いえ、まさに悲涙ですから・・・・

以上「フランス人は見た!日本の信じられない光景:大都会 交通編」如何でしたか?

日本人には普通の習慣でもフランス人には衝撃の日常風景が日本には沢山あります。

それほど、日本の「普通」がいかに素晴らしいかという証明でもあるのです。

だからこそ外国人が日本に感動して帰っていき、また日本に戻ってくるのです。

個人的にはフランス人が日本の良さを勉強してフランスで広めて欲しい、と願っていますが、「上から目線の指導」を嫌うフランス人が「こうすべき」と言われて改良するはずもなく、やはりここは日本に行って実際に目で見て感動してフランス人に伝えてくれれば、と願う次第です。

「フランス人は見た!日本の信じられない光景」の大都会編のエピソードはまだまだてんこ盛りです。

勿論田舎編、地方編もネタは沢山ストックがありますので、また機会があればご紹介できればと思います。

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