ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」

旅日記 in フランス

魅惑のノルマンディ「ミシュラン星レストランとシャトーホテルで衝撃事実発覚」

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魅惑のノルマンディとして、港町オンフルールと高級リゾート地ドーヴィル

親日家サロン・ド・テからミシュラン星レストラン

そして、シャトーホテルで衝撃事実発覚と嬉しい偶然の出会い旅を紹介したいと思います。

 

魅惑のノルマンディ

世界でも揺るぎない観光大国フランスには、花の都パリだけではなく海・山・川・湖といった自然に恵まれた世界遺産級の観光都市が多々散在しています。

海に関しても、地中海沿いのコートダジュール、南西部のアキテ-ヌ、ケルト文化のブルターニュ、英米と縁深いノルマンディ、北のオパール海岸などなど、風光明媚な海の観光地は無数に存在します。

 

今回は、そんな海の観光地の中から、ノルマンディの人気の港町オンフルールと、国際的な競馬や映画でも有名なカジノもある高級リゾート地ドーヴィルの旅行記を、沢山の写真を交えながらご紹介してまいります。

 

ノルマンディの人気の港町オンフルール

 

 

1.歴史ある港町オンフルール

 

港町オンフルール

出かけたのは4月でしたが、この日は曇り空でおひさまが隠れていて残念です。

この町はかつてルーアンから英国への貿易の拠点として長く栄えていましたが、ル・アーブル港の発展により、今ではその栄華の名残が旧港に残るのみでもっぱら観光都市として人気を博しています。

港町オンフルール

 

町のシンボルでもあるサント・カトリーヌ教会は歴史建造物に指定されています。

サント・カトリーヌ教会 サント・カトリーヌ教会

 

サント・カトリーヌ教会周辺ではマルシェが開かれていました。

サント・カトリーヌ教会

 

イースターのシーズンなので卵?と思いきや、卵の殻に入ったチョコでした。

サント・カトリーヌ教会マルシェ

 

まるで野菜のようなカラフルな花も売られていました。

野菜のようなカラフルな花

 

街のあちこちに飾られている色とりどりの花。

港沿いに林立するレストランでも、花を飾って客を待っていました。

レストラン レストラン

 

古い町中を少し散歩してみました。

細い路地のアーチ状の門から、私邸の中庭を潜り抜けることができます。

中庭

 

黒柳徹子さん?みたいなアートなベンチがありました。

 

黒柳徹子

古い木組みを改装したブティックや

 

改装したブティック

 

アードワーズ瓦を壁面に使ったホテルなど、特徴ある建築に出くわします。

 

アードワーズ瓦を壁面に使ったホテル

 

古い町並みの中にひときわ目立つこちらの新建築は図書館です。

港に面しており誰でも気軽に入れるので、ちょっとトイレを借りたい時などにも便利ですよ。

 

新建築は図書館 新建築は図書館

 

 

2.芸術の町オンフルール

オンフルールには画家ブーダン、作家フランソワーズ・サガン、音楽家エリック・サティといった芸術家たちと所縁の深い町で、ブーダン博物館も一般公開されています。

 

ブーダン博物館

 

そのため、街には画商など芸術に関するブティックも沢山あります。

 

画商など芸術に関するブティック 画商など芸術に関するブティック

 

ショーウィンド-に飾られていたフレンチブルの置物はキティちゃんとコラボ。

フレンチブルの置物はキティちゃんとコラボ

 

犬と言えば、散歩中に沢山のワンコたちと出会いました。

アンティークタイルに寝そべるラブラドール。

アンティークタイルに寝そべるラブラドール。

 

人混みで臆しているシェパード。

人混みで臆しているシェパード

 

 

 

3.ジャポネスクなサロン・ド・テ

散歩の合間に小腹が空いてきたので、ブティックを兼ねた可愛いサロン・ド・テで遅いブランチをとりました。

サロン・ド・テで遅いブランチ

 

中はこじんまりとアットホームな雰囲気。

サロン・ド・テ店内

 

窓からは旧港が見えます。

旧港

 

壁に日本の宮島の写真などが飾られていてびっくり。

宮島の写真

 

店主が日本好きとのことでした。

実際、オンフルールは海に面して風土が日本に似ているからか、日本びいきな人が多く、「Saquana/さかな」というフレンチの星レストランまであります。

手作りケーキも多種多様で迷いそう。

手作りケーキも多種多様

 

その横に飾られていた黒板には、「本日お薦めのお茶」が紹介されており、「芸者の花」「生け花」という茶種があると知って再度びっくりしたりしました。

、「芸者の花」「生け花」という茶種

 

この時はまずブランチということでアペリティフ(食前酒)に夫は地場ビールを注文。

おつまみにチーズスティックがついていました。

地場ビール

 

私のチョイスは「地場鶏とズッキーニのカレー風味キッシュ」

 

地場鶏とズッキーニのカレー風味キッシュ

 

夫のチョイスは「地元ポン・エヴェックチーズのミルフィーユとリンゴ添えサラダ」

地元ポン・エヴェックチーズのミルフィーユとリンゴ添えサラダ

 

どちらもとっても美味しかったです。

ポン・エヴェックチーズとりんごという、2つの地元の特産がこんなに美味しく調和するとは意外な発見でした。

このレシピは使えると思い、その後、家のパーティなどで、ポン・エヴェックチーズとりんごを合わせたアペリティフを作ったりしました。

 

食後は私はアールグレイティ、夫はカフェでした。

 

アールグレイティ

 

この付け合わせについていたプチフールはゼリーとクッキーでしたが、このクッキーが超美味で、お土産に買っていきました。

 

クッキーが超美味

 

 

4.ドーヴィル近くのシャトーホテル

私達が旅行で宿泊に使うホテルは主に、「Chambre d’Hôtes/シャンブル・ドット(英国のB&B/ベッド&ブレックファストに相当)」と呼ばれる、個人の邸宅をホテルに利用したアットホームな民宿を好んで選んでいます。

特にフランスには私邸のお城/シャトーやお屋敷/マナーハウス、別荘/ヴィラといった、フランスならではの宿が沢山あり、シャンブル・ドットの良い所は、宿の主人や他のお客様と朝食時に会話を楽しめたりアットホームな雰囲気が魅力です。

 

オンフルールを散歩してブランチを取った後、この日予約していたシャトーホテルにチェックインしに立ち寄りました。

実はここもシャトーながらシャンブル・ドットに分類されるのです。

シャトーの表と裏はまた表情が異なります。

庭の真ん中に咲いた大きな木蓮の木が印象的です。

シャトーホテル シャトーホテル

 

オーナーはパリで美容院を経営しているホモのカップルの方。

とても気さくな方々で、その芸術的なセンスは装飾にも反映されていました。

19世紀の建物は改装され、大きなシャンデリアの輝くサロンには暖炉があり

シャトーホテル

 

薄紫を基調にしたクラシカルモダンなインテリアと

シャトーホテル シャトーホテル

 

サンルーム的なベランダは多目的に使えます。

シャトーホテル

 

サロンから続く通路を抜けると

シャトーホテル

 

ダイニングルームがあり、

シャトーホテル

 

壁一面に貼られたタイルによる壁画はそのまま保存され、重要文化財的な貴重な芸術作品でした。

シャトーホテル

 

シャンデリアに導かれた廊下を抜けて

シャトーホテル

 

案内された私達の部屋はややグレーな薄紫を基調としてクラシカルモダンなインテリア。

シャトーホテル シャトーホテル

 

窓からは木蓮と庭が見渡せました。

シャトーホテル

 

広大な庭は今は整備中とのことで、庭師の青年と談笑しながら散策を楽しみました。

シャトーホテル

 

白い花が幾つか咲いていました。

シャトーホテル

 

鶏小屋の鶏も広大な庭を自由に闊歩していました。

シャトーホテル

 

このシャトーホテルは、後日偶然の発見がありました。

その秘密は記事の最後でご紹介します。

 

 

5.映画の舞台にもなった高級リゾート地ドーヴィル

 

高級リゾート地ドーヴィル

 

19世紀にナポレオンが訪問したことで、パリのブルジョワ階級がバカンス時にこぞって訪れる場所となり、高級ヴィラが相次いで建設されました。

高級リゾート地ドーヴィル 高級リゾート地ドーヴィル 高級リゾート地ドーヴィル 高級リゾート地ドーヴィル

 

続いてブルジョワ目当てのカジノやホテルも立てられ、今や高級リゾート地として有名な観光地となっています。

高級リゾート地ドーヴィル 高級リゾート地ドーヴィル

 

町の市庁舎もノルマンディ建築。

ノルマンディ建築

 

町中のブティック街にも高級ブランドの店が軒を連ねています。

高級リゾート地ドーヴィル 高級リゾート地ドーヴィル 高級リゾート地ドーヴィル

 

おしゃれなアートギャラリーも沢山見つかります。

高級リゾート地ドーヴィル

 

ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」は表玄関と海岸の玄関の2つの入り口がありますが、

ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」

 

この日は海岸側から入りました。

ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」

 

エントランスホールから

ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」

 

ティールームに移って、紅茶と洋ナシタルトをいただきました。

ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」 ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」

 

休憩後、海辺に沿って整備された遊歩道を散歩しました。映画「男と女」や「華麗なるギャッツビー」でも悠久の浜辺は登場しています。

ドーヴィル随一の高級ホテル「バリエール」

 

 

 

6.隠れた穴場のリゾート地トルヴィル

ドーヴィルの隣にトルヴィルという海辺のリゾート地がありますが、右隣りのオンフルール、左隣のドーヴィルといった有名観光地の狭間でひっそりと控えめな高級リゾート地です。

 

隠れた穴場のリゾート地トルヴィル

 

ここも高級ヴィラが立ち並び

隠れた穴場のリゾート地トルヴィル 隠れた穴場のリゾート地トルヴィル

 

ドーヴィルやオンフルールほどの人混みがない分、ロマンチックな隠れた穴場リゾート地となっています。

隠れた穴場のリゾート地トルヴィル 隠れた穴場のリゾート地トルヴィル

 

 

 

7.港町のミシュラン星レストランでティナ―

この日の夜は再びオンフルールに戻って、予約していたミシュランの一つ星レストラン「La Terrasse & L’Assiette」でディナーをとりました。(現在は店名が変わっています)

 

オンフールミシュラン星レストラン

 

中はノルマンディ風木組みの内装

オンフールミシュラン星レストラン

 

いただいた内容は以下の通りです。

ブッシュ・ド・プレジール/お口汚し 「鳥肝のムースとフランボワーズソース」

フランボワーズ(ラズベリー)とのコラボは少しクセが強かったです。

オンフールミシュラン星レストラン

 

私と夫のアントレ 「スモークサーモンときのこのクリームチーズ、パイ包み」

オンフールミシュラン星レストラン

 

私のメイン 「たらのレモントマトソース、ポテトピュレ添え」

レモンとトマトの相性は良くフレンチでもしばしば使われています。

オンフールミシュラン星レストラン

 

夫のメイン 「子羊のGigotと白豆の煮込み」

いかにもフランスらしいボリューミーな一品。豆が好きな夫は大喜びでした。

オンフールミシュラン星レストラン

 

チーズ 「Pont l’Eveque/ポン・エヴェックチーズ焼きとリンゴピュレのサラダ」

ここでも特産のポン・エヴェックチーズとリンゴのコラボが出てきました。

オンフールミシュラン星レストラン

 

私のデザート 「バナナのフライとパニラのアイスクリーム」

パリの中華料理店で定番のデザートに似ていて、フレンチなのに?とちょっとがっかり。

オンフールミシュラン星レストラン

 

夫のデザート 「ヌガーのパッションフルーツソース」

ヌガーと言ってもアイスヌガーのこと。ねっちりした食感が私は苦手です。

オンフールミシュラン星レストラン

 

プチフールと紅茶。プチフールはキウィチョコ、パッションフルーツチョコケーキ。

オンフールミシュラン星レストラン オンフールミシュラン星レストラン

 

全体的な感想は、トラディショナルなボリューミーなフレンチという感じ。

特にこれといった特色がなくオリジナリティに欠け、無難な一つ星という感じでした。

港町なのでもっと魚介類アピールがあってもいいかな、とも思います。

ちなみに、レシートを後で確認すると頼んでいないアペリティフ2杯が加算されていたのですが、意図的でないことを祈ります。

責任者のマダムがサントロペくずれのマダム風だったのでやや気になった次第です。

 

 

食後はオンフルールの港を散歩して、シャトーホテルへと帰還しました。

オンフール港

 

 

 

8.ホテルの朝食と驚くべき偶然

シャトーホテルでゆっくり休みをとった翌朝は、重要文化財的なタイル壁画のあるダイニングで朝食が用意されていました。

 

シャトーホテル

 

クロワッサンやバゲットなどのパンの他に、手作りジャムや手作りのアプリコットケーキ、オレンジケーキなどがあり、おもてなしの心を感じさせるアットホームな朝食でした。

シャトーホテル シャトーホテル

 

お屋敷のご主人と長く談笑し、ブルジョワなシャトーながら家庭的で居心地の良いホテルでした。

旅行から戻ってすぐ、私が定期購読していた雑誌が届きました。

シャトーホテル

 

中を見てびっくり。ページ最後にある「ノルマンディの売却物件」の中に、なんと、このホテルが掲載されていました。

売りに出されていたのですね、、、、。

シャトーホテル シャトーホテル シャトーホテル

 

古い城を購入後改装して高く転売する、というケースはフランスでもよくあります。

ちなみに売りに出されていたこの城の価格は800万€強(約1億円)。

高級リゾート地の広大な土地付き改装まもないシャトーホテル。

日本の不動産事情からすると高くないと思うのですがどうでしょう。

 

 

9.旅の締めは嬉しい出会い

この後ホテルを出てパリ方面に向かう途中、オンフルールからほど近いポン・エヴェックで、クラシックカーのミーティングを偶然見かけ立ち寄りました。

 

ルノーJuva Quagtre/ジュヴァ・キャトルの時代が異なる2バージョンが並びます。

 

ルノーJuva Quagtre/ジュヴァ・キャトル

 

2017年復活ニュースが新しいアルピーヌA110。こちらは珍しい赤。

 

アルピーヌA110

 

BMW1600。オレンジカラーが時代を感じさせ粋です。

 

BMW1600オレンジカラー

 

フォードコブラ。ルマンなどのレースでも活躍したコブラは、フランスでもファンが多いアメ車の一つです。

 

フォードコブラ

 

そこで私達に話しかけてきたフランス人の紳士と意気投合すると、偶然にも奥様が日本人とのことで、是非我が家にいらっしゃいと誘われ、彼の運転するクラシックカーに案内され、豊かな自然の中にあるノルマンディ建築のご自宅に招かれました。

 

ノルマンディ建築のご自宅

 

サロンもノルマンディの木組み建築が生かされていました。

ノルマンディ建築のご自宅 ノルマンディ建築のご自宅

 

庭では元気な飼い犬が4匹ボールを追っかけていました。

ノルマンディ建築のご自宅

 

日本人の奥様は在仏32年というベテランの方ながら、そのお年には見えない若々しい方。

とても気さくで優しいマダムでその後長く続くお友達となりました。

そんな奥様が俄かにランチまで用意して下さいました。

 

アントレ 「スモークサーモンとアンティチョークのサラダ」

クリームソースも、チーズとヨーグルトなどを合わせたお手製でした。

 

スモークサーモンとアンティチョークのサラダ

 

メイン 「白身魚のOseilleクリームソースとマッシュポテト」

ソースもこくがあってとっても美味しかったです。

白身魚のOseilleクリームソースとマッシュポテト

 

締めはチーズで。

 

締めはチーズ

 

 

以上、「魅惑のノルマンディ:港町オンフルールと高級リゾート地ドーヴィル」の旅如何でしたか?

いにしえの歴史と文化のかほり漂う、性格の異なる2つの町の違いをそれぞれ楽しみながら、旅での偶然の出会いも多々あるかもしれません。

フランスで海と言えばコートダジュール、と決めつけずにロマンチックなノルマンディ発見の旅に是非出かけてみてはいかがでしょう。

 

魅惑のノルマンディ:港町オンフルールと高級リゾート地ドーヴィル

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